AMA Manual of Styleオンライン版の国内利用

ご存知の方も多いかと思いますが、これまで欧米でしか使えなかった『AMA Manual of Style』第10版のオンライン版が、ようやく、日本を含む全世界で利用できるようになりました。ご参考までに申込サイト等を下記のとおりお知らせいたします。

・個人での利用申込
http://ukcatalogue.oup.com/product/academic/online/subscribe/9780195382846.do

・企業・団体・アカデミア向けの30日間無料トライアル(個人向けなし)
http://www.oup.com/uk/academic/online/freetrials/

・企業・団体・アカデミアでの利用について
http://www.amamanualofstyle.com/page/subscribe/how-to-subscribe

・企業・団体・アカデミアでの利用に関する国内問い合わせ先

オックスフォード大学出版局株式会社
〒108-8386 東京都港区芝4-17-5 相鉄田町ビル3F
TEL:03-5444-5858
E-mail: custserve.jp@oup.com
日本語ウェブサイトはこちら

オンライン版では、誤字・脱字などの修正や、改訂後の変更箇所などが反映された最新版が利用可能であり、検索が早くて楽などの利点があります。また、利用方法をカスタマイズすることもできます。詳しいことは『AMA Manual of Style』のホームページをご覧下さい。

ホームページには、改訂後の変更一覧(Updates)や、スタイルに関する練習問題(Style Quizzes)など、有用なコーナーもありますので、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。練習問題は、オンライン版利用者だけでなく誰でも利用可能になったようですので、自習だけでなく勉強会などにも幅広くご利用になれると思います。

国内の製薬業界では、メディカルライターや社内翻訳者の間でスタイルガイドの利用や『AMA Manual of Style』が普及し、社内で英語文書を作成する際だけでなく、英語文書作成を外注する際にもスタイルガイドを指定することが増えています。

しかし、CRO・翻訳会社やフリーランスのメディカルライター・医薬翻訳者の間では、スタイルの統一などの必要性があまり認識されておらず、スタイルガイドの利用や『AMA Manual of Style』の普及がまだ進んでいないようです。そのため、製薬企業からは以下のようなご不満の声をしばしば耳にいたします。

  • 英語文書作成の外注時に社内の英文スタイルガイドを外注先に提供しても従わず、スタイルも統一されていない納品物が多い。
  • 翻訳会社に英訳を外注した際に英文スタイルの統一などを要請したら、多額の追加料金を請求された。
  • 契約しているネイティブ翻訳者が「自分のスタイルのほうが良い」と言って、指定のスタイルガイドに従ってくれなかった。

英語論文でも、投稿規定に従ってスタイルを統一することが欠かせませんから、文書の種類を問わず、スタイルの統一は英文ライティング・英訳作業の極めて重要な要素です。

今後は製薬企業やアカデミアだけでなく、CRO・翻訳会社やフリーランスのライター・翻訳者の間でもスタイル統一の必要性がもっと認識されること、そして医薬分野のスタイルガイドの「グローバル・スタンダード」と呼ばれ、多くの論文投稿規定や企業内スタイルガイドの基礎となっている『AMA Manual of Style』に精通する方が増えることを願っています。

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