サービスのご案内
サービス内容
論文翻訳(日本語⇔英語)
- 臨床医学論文・カバーレターの翻訳および英文校閲
- 査読対応
※翻訳サンプルはこちら
治験翻訳(日本語⇔英語)
- 医薬品臨床試験関連文書の翻訳・校閲(例:治験プロトコル・報告書、説明同意文書)
- 企業内・院内の和英・英和治験用語集、英文テンプレート、英文スタイルガイド等の作成・校閲
※翻訳サンプルはこちら
メディカルライティング(日本語・英語)
- 雑誌・ウェブ等の医学記事の作成・監修(例:学会レポート、医学英語講座)
- 臨床医学・臨床試験の英語論文の校閲および医学レビュー
- 医薬品臨床試験関連文書の校閲および医学レビュー(例:治験プロトコル・報告書)
※医薬品承認申請資料や論文の作成・ライティングはお引き受けしておりません。
英文メディカルライティング・医薬翻訳の教育
- 公開セミナー、企業内・学内・院内研修、講演、添削指導等
- レベル判定試験の作成・採点
- 教育プログラムや教材・書籍の企画・制作
※各種ウェブ会議ツールを利用したオンライン講演・研修開催に対応しております。
【お薦め】
- 翻訳業界の現状をお知りになりたい方
翻訳家・山岡洋一氏インタビュー「翻訳は簡単な仕事じゃないんだ」 - 効果的な翻訳発注方法をお知りになりたい方
「翻訳で失敗しないために:翻訳発注の手引き」
(Chris Durban著「Translation: Get It Right ― A guide to buying translation」の対訳版。協賛:日本翻訳連盟・日本翻訳者協会など)
※翻訳、ライティング、講演・研修の各サービスについて詳しくお知りになりたい方は、「お問い合わせフォーム」よりお気軽にお問い合わせ下さい。ご相談・お見積もり無料。
実績紹介
取引先実績
代表・内山雪枝は、過去25年間に多くの大手製薬企業・大学・医療機関等に、論文翻訳や治験翻訳、メディカルライティング、英文メディカルライティング教育研修等を直接ご提供しております。
- アステラス製薬株式会社
- アストラゼネカ株式会社
- アベンティスファーマ株式会社(現サノフィ・アベンティス株式会社)
- アムジェン株式会社
- 大塚製薬株式会社
- 北里大学医学部付属病院
- 協和キリン株式会社
- グラクソ・スミスクライン株式会社
- 塩野義製薬株式会社
- 生化学工業株式会社
- 第一三共株式会社
- 大日本住友製薬株式会社
- 大鵬薬品工業株式会社
- 高崎健康福祉大学医療福祉情報学科
- 武田バイオ開発センター株式会社(現武田PRA開発センター株式会社)
- 武田薬品工業株式会社
- 田辺三菱製薬株式会社
- 中外製薬株式会社
- 東海大学医学部付属病院
- 東北大学医学部付属病院
- 富山化学工業株式会社
- 日本医学英語教育学会
- 日本科学技術連盟
- 日本公定書協会(現医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団)
- 日本メディカルライター協会
- ノバルティスファーマ株式会社
- 北海道大学大学院医学研究科
- ヤンセンファーマ株式会社 など
(50音順、敬称略。クリノス開業前の取引先を含む)
講演・研修・セミナー実績(講師:内山雪枝)
企業内講演・研修
英語に対して過剰に苦手意識やコンプレックスを抱く日本人が多い状況と、国内で英文メディカルライティングを学べる機会が極めて少ない状況を改善すべく、製薬企業・CROに教育サービスを提供し、医薬英語文書の作成に必要な人材育成を長年にわたり支援しています。
- テーマ:英文メディカルライティング(入門編~上級演習編)
- お取引社数:大手製薬企業・CRO 20社(東京・大阪)
- 講演・講義回数:250回超
- 講演・研修参加人数:延べ5,000人超
(2003年~2019年12月31日の総計)
※医学論文・治験文書等の英文ライティング・翻訳に関する講演・研修にご興味がございましたら、「お問い合わせフォーム」よりお気軽にお問い合わせ下さい。ご相談・お見積もり無料。
※公開セミナー・講座の最新情報を当サイトおよびメルマガで随時ご案内しております。メルマガ配信(無料)を希望される方は、「お問い合わせフォーム」よりお申し込み下さい。
お客様の声
医薬翻訳
- Thank you very much for the professional work.(製薬会社 アメリカ人メディカルライター)
- 弊社が作成した日本語原稿より、内山先生が作成した英訳のほうが内容がわかりやすいです。(製薬会社 翻訳者)
- 某翻訳会社で論文を英訳してもらい、投稿先から「英語のネイティブスピーカーにチェックしてもらうように」と差し戻された英文と比較すると、内山先生が訳し直して下さった英文のほうが医学的に正確なだけでなく、遙かに英語らしい表現になっていると感じました。お陰様で投稿先に受理されました。ありがとうございました。(大学病院 医師)
英文メディカルライティング研修・セミナー
- 英文を書く上で今まで曖昧だったことがはっきりしました。(製薬会社 開発部員)
- 英語は比較的得意なほうですが、知らないことや勘違いしていたことが多くあり、大変役に立ちました。(製薬会社 開発部員)
- 系統立ててよく構成が練られた研修でした。配付資料も要点が簡潔にまとめられていて、後から見てもよくわかるように工夫されているので、英文メディカルライティングの教科書として今後活用させて頂きます。(製薬会社 開発部員)
- 今まで社内で受けた研修の中で一番有意義でした。(製薬会社 開発部員)
- 講義と英文添削を1年間受けて、英文ライティングに対する苦手意識が薄れてきました。(製薬会社 メディカルライター)
- 内容が業務に直結しており、すぐに実務に使うことができました。(製薬会社 翻訳者)
- 「世界に通用する英文メディカルライティング」という観点から研修が行われていたので、社内や一般的な英語文書で通用するという観点とは別の視点から、より正しい英文ライティングとはどうあるべきかを学べる機会を持てたことは有益でした。(製薬会社 メディカルライター)
- 英語だけでなく日本語でも、わかりやすく簡潔に書くためにはどうすれば良いかを考えるようになりました。(製薬会社 メディカルライター)
※翻訳、ライティング、講演・研修の各サービスについて詳しくお知りになりたい方は、「お問い合わせフォーム」よりお気軽にお問い合わせ下さい。ご相談・お見積もり無料。
翻訳サンプル
世界4大医学雑誌の1つ『JAMA』の論文投稿規定で、医薬分野の英文スタイルのバイブル的存在である『AMA Manual of Style』第10版に準拠して、下記の日本語文を英訳してみましょう。(腕に覚えのある方はご自身で英訳してみて下さい)
【日本語原文】
関節リウマチの原因は、免疫異常(例:自己免疫反応)や遺伝的素因(例:HLA-DRβ1遺伝子)、環境要因(例:ウイルス感染)の関与が考えられるが、現時点で詳細は不明である。
下記の2種類の英訳サンプルのうち、どちらが正確で外国人にわかりやすいでしょう?
【英訳サンプル1】
It is considered that causes of rheumatoid arthritis are immunologic abnormality (e.g.: autoimmune response), hereditary factor (e.g.: HLA-DRβ1 gene) and environment factor (e.g.: virus infection), but the detail is not clear at present.
【英訳サンプル2】
The exact cause of rheumatoid arthritis is unknown. However, the disease may be related to the following 3 factors: immunologic abnormalities (eg, autoimmune response), genetic predispositions (eg, HLA-DRβ1 gene), and environmental factors (eg, viral infection).
英訳サンプル1は、多くの日本人が陥りがちな「直訳」の典型例です。日本人読者には比較的わかりやすく、原文と照合しやすい英文なので、何も問題がなさそうに見えるかもしれません。しかし、不正確・不適切な表現や文法・スタイルの間違い等が散見されます。また、文章が長くてどこが要点なのか、「the detail」が何の詳細なのかわかりにくいため、外国人に意味が伝わりにくい英文になっています。
英訳サンプル2は、クリノスが「著者の意図」を英語で表現した訳例です。この英文の最大の特長は、いわゆる「起承転結型」の日本語原文を「結論先行型」の英語式文章構成に変換している点です。著者が伝えたい情報を汲み取って整理し、まず要点を述べてから詳しい情報を提供するとともに、関連因子の数を先に知らせてから因子を列挙し、外国人読者にわかりやすい文章に再構築しています。(注:最適な訳文は文脈によって異なるため、英訳サンプル2が唯一絶対の「正解」ではありません)
【真の翻訳とは?】
「翻訳」とは、ある言語(source language)を別の言語(target language)に置き換えて「訳す」作業ではなく、「もし著者が、target languageのネイティブスピーカーだったら、どう書くだろうか」と想像して、著者が伝えたい情報をtarget languageで「書く」作業であるとクリノスは考えます。
そして、訳文を推敲して、読者にわかりやすい自然で滑らかな文章・構成に仕上げるところまでが、「翻訳」の作業であると考えます。
このような考えに基づき、クリノスでは、原文の「字面」ではなく「意味・意図」に忠実で、読者にわかりやすい翻訳の提供を常に心掛けています。
【お薦め】
- 翻訳業界の現状をお知りになりたい方
翻訳家・山岡洋一氏インタビュー「翻訳は簡単な仕事じゃないんだ」 - 効果的な翻訳発注方法をお知りになりたい方
「翻訳で失敗しないために:翻訳発注の手引き」
(Chris Durban著「Translation: Get It Right ― A guide to buying translation」の対訳版。協賛:日本翻訳連盟・日本翻訳者協会など)
※クリノスの翻訳サービスについて詳しくお知りになりたい方は、「お問い合わせフォーム」よりお気軽にお問い合わせ下さい。ご相談・お見積もり無料。